乳がんってこんな病気

乳がんはどんな病気か、よく知らない方もまだまだ多くいらっしゃいます。乳がんは誰でもなる可能性があります。乳がんという病気についてまずは知ることからはじめてみませんか?

乳がんの基礎知識

  • 女性のかかるがんの中で一番多いのは乳がん
  • 30~64歳の女性において、死亡率が高いのが乳がん
  • 日本人女性の生涯発生率はおよそ11人に1人
  • 世界での検診受診率は60~80%に対し、日本人女性の検診受診率は約40%と低い
  • 乳がんは早期発見&早期治療で90%以上が治るといわれている

乳がんの発生と症状

乳がんは乳腺(母乳をつくるところ)に発生する悪性腫瘍です

症状は、しこり、痛み、血液が混じったような分泌物が出る、乳首のただれ、皮膚のくぼみ、赤く腫れたりオレンジの皮のように毛穴が目立つ、脇の下のしこり、など実にさまざまです。
細胞ががん化して、がん細胞となり、増え始めるとしこりになります。しかし、乳がんの初期には食欲が減ったり、体調が悪くなるなどの全身症状はほとんどありません。
唯一の乳房の変化に気付かずに放置しておくと、乳腺の外にまでがん細胞が増殖し、血管やリンパ管を通って全身へと拡がっていきます。乳房のわずかな変化を見逃さないことが大切です。